自民党の新しい総裁に石破茂氏が選出されことについて台湾の外交部は祝福のコメントを発表しました。

石破茂氏の自民党総裁への選出を受け、台湾の外交部は「石破氏のリードの元に、自民党が台湾との協力関係を深め、ともにインド太平洋地域の平和と安定を守っていくことを期待している」とのコメントを発表しました。

台湾メディアも石破氏が、「5回目の挑戦でついに自民党総裁となった」などの見出しで速報しました。

また、外交関係者の話として「石破氏は積極的に日本と台湾の安全保障や防衛協力を主張するとみられる。石破氏が総理大臣になれば、台湾と日本は国家安全についてさらに議論を進めることができる」との見方を報じています。

石破氏は先月、超党派の国会議員団として台湾を訪れ、頼清徳総統と会談し、圧力を強める中国を念頭に連携を強化してゆく方針を確認していました。