ガザ地区北部にイスラエル軍が空爆…93人死亡、40人行方不明 多くは女性と子どもか
パレスチナ自治区ガザ地区北部で29日、イスラエル軍による空爆があり、少なくとも93人が死亡、40人が行方不明になっています。
ガザ地区北部の町ベイトラヒヤの集合住宅で29日、イスラエル軍による空爆があり、少なくとも93人が死亡、40人が行方不明、数十人がケガをしているということです。
地元メディアに対し、医療関係者は、死亡した人の多くは女性と子どもだったと話していて、死者は今後さらに増える可能性があります。
こうした中、ガザ地区での停戦をめぐる協議が28日まで2日間の日程で、仲介国のカタールで行われました。
イスラエル首相府によりますと、イスラエルの情報機関モサドの長官が、アメリカなど仲介国と停戦案について協議したということです。
イスラエルのネタニヤフ首相は「これまでの停戦案と地域の情勢を考慮した、新たな枠組みを議論した」と述べ、今後、数日間協議を続ける方針を明らかにしています。
ハマス側はイスラエル軍の完全撤退を求めており、交渉が進展するかどうかは依然、不透明な情勢です。
最終更新日:2024年10月29日 21:34