“交通要衝”へつながる集落を奪還 ウクライナ国防次官「南部で攻勢続けている」
反転攻勢を進めるウクライナのマリャル国防次官は28日、交通の要衝へとつながる南部ザポリージャ州の集落を奪還したと発表しました。
マリャル国防次官「ウクライナ軍は南部で攻勢を続けている。ロボティネを奪還し、我が軍は南東に移動している」
マリャル国防次官は28日、南部ザポリージャ州のロボティネを奪還し、さらに前進していると明らかにしました。
ロボティネは、南東部の主要道路が通る交通の要衝トクマクにつながる集落です。
南部で戦闘中のウクライナ軍の指揮官はロイター通信の取材に対し、「南部で最も困難なロシア軍防衛線を突破した」との見方を伝えていて、「今後は、より迅速に前進できる」としています。
ウクライナ軍は今後、トクマクを奪還し、クリミア半島に向かって進めたい考えがあるとみられます。