ウクライナ軍“ロシア軍は身動きとれず” 要衝バフムトで
ウクライナ軍は激しい戦闘が続くバフムト市内で、ロシア軍が身動きがとれないような状況にあると明らかにしました。
ウクライナのマリャル国防次官は10日、要衝バフムトで「ここ数日、敵の出入り口と市内の移動を火器管制下に置いている」と発表しました。
ウクライナ軍がバフムト周辺の高地を制圧したことで、占領しているロシア軍が市内で身動きをとれないような状況に陥っているということです。
また、ウクライナのシルスキー司令官もバフムトで「敵は罠にはめられた」と投稿しています。
一方、アメリカの戦争研究所は10日、独自のデータに基づき、ウクライナが反転攻勢を開始した先月4日以降、およそ253平方キロメートルの領土を奪還したと発表しました。
ロシア軍が半年以上かけて獲得した領土とほぼ同じ面積を、ウクライナ軍は5週間で解放したと分析しています。