米中間選挙 アリゾナ州 民主党候補が当確 元宇宙飛行士の現職がトランプ前大統領推薦の候補破る
NBCテレビによりますと、西部アリゾナ州で行われた上院議員選挙で、与党・民主党の現職ケリー候補の当選が確実になりました。
ケリー候補は元宇宙飛行士で、トランプ前大統領から推薦を受けた“トランプ派”マスターズ候補との接戦を制しました。
メキシコと国境を接するアリゾナ州では、移民問題への関心も高く、ケリー候補は、与党現職の候補ながら、バイデン政権について「移民対策が十分ではない」と口にする場面もありました。
かつて共和党の牙城だったアリゾナ州では、2020年の大統領選挙でバイデン氏が僅差で勝利しています。
トランプ氏の影響力を測る「試金石」として注目された州だけに、民主党として今回の上院での勝利は、2024年の大統領選に向けても勢いづくことになります。