米バイデン大統領、与党・民主党の“善戦”アピール トランプ氏は共和党のデサンティス知事“批判”声明
アメリカのバイデン大統領は10日、中間選挙後初めて支持者の前で演説し、与党・民主党の善戦をアピールしました。
10日、バイデン大統領が中間選挙後初めて支持者の前に登場し、大きな歓声があがりました。
バイデン大統領「民主党の大統領の初の中間選挙として、失った下院議席数は過去40年で最少だ」
バイデン大統領はこのように述べ、与党に厳しい結果となることが多い中間選挙で、民主党が善戦しているとアピールしました。
大接戦となっている議会上院の多数派争いは、残る3州のうち西部アリゾナ州とネバダ州の開票が当面の焦点ですが、一部で集計が遅れ、数日かかるとの見通しもあります。
こうした中、AP通信は、トランプ前大統領が来週15日に行うとしている「重大発表」について、側近が「延期」を進言していると伝えています。大統領選の出馬表明を行った場合、来月のジョージア州での上院選の決選投票に影響が及ぶためとしています。
そのトランプ氏は10日、次の大統領選挙で自分に次ぐ有力候補とされる、フロリダ州のデサンティス知事を批判する声明を出しました。「宣伝は上手いが、平凡な知事だ」などとけん制しています。