新型コロナ感染拡大の北朝鮮 「腸チフス」も拡大
新型コロナウイルスの感染が拡大している北朝鮮では、新たにおよそ26万人の発熱者が確認されました。韓国の情報機関は別の感染症が原因の発熱者も含まれているとの分析を示しています。
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新型コロナウイルスの感染が拡大している北朝鮮。朝鮮中央テレビでは連日、感染情報を放送し、対策を呼びかけています。
北朝鮮のメディアによりますと、18日午後6時までの1日で新たに確認された発熱者はおよそ26万人で、前日よりも3万人ほど増えています。(新規の発熱者 約26万2270人:17日午後6時~18日午後6時 北朝鮮メディア)
こうした中、韓国の情報機関・国家情報院から説明を受けた国会議員は「北朝鮮は4月末から新型コロナが広がり始めたが、それ以前に感染症が広がっていた」と明かしました。
北朝鮮では、新型コロナの前に「腸チフス」などの別の感染症が拡大していて、発熱者には新型コロナが原因ではない人も相当数含まれているとみられるとしました。
また、北朝鮮の感染拡大のピークは5月末から6月初旬と分析しています。