巨大ロケット爆発 マスク氏「次のテストに向け多くのこと学んだ」
イーロン・マスク氏が率いる民間企業「スペースX」は、再利用が可能な史上最大となる巨大ロケット「スターシップ」を打ち上げましたが、発射から4分後に爆発しました。
「スペースX」が開発中の、月や火星への飛行を目指す再利用が可能な史上最大となる巨大ロケット「スターシップ」は、日本時間の20日午後10時半ごろ、アメリカ・テキサス州から打ち上げられました。
スターシップは、全長およそ120メートルで、人だと最大100人、貨物だと最大150トンを運ぶことができ、将来の月や火星飛行に向けて開発実験が進められています。
高度39キロに達したのち、切り離される予定だったブースターロケットが分離せず、全体が回転しはじめ、打ち上げから4分後に空中で爆発しました。
イーロン・マスク氏は、自身のツイッターで「おめでとう。エキサイティングな打ち上げだった。次のテストに向けて多くのことを学びました」とツイートしています。