韓国ホテル火災 出火元の客室で火事の前から「煙のにおい」
韓国・ソウル郊外のホテルで7人が死亡した火災で、出火元となった客室では火事の前から煙のにおいがしていたことがわかりました。
韓国メディアによりますと、22日午後7時半過ぎ、ソウル郊外の富川市にある9階建てホテルの8階から火が出ました。この火事でこれまでに7人が死亡し、12人がケガをしています。死亡した人の一部は避難マットに飛び降りた際に亡くなったということです。
このホテルには消火用のスプリンクラーは設置されておらず、建物内に煙が充満したため犠牲者が増えたとの見方が出ています。
一方、出火元とみられる客室では火災が起きる前に客が「煙のにおいがする」などとして、部屋の交換を求めたことがわかっています。
消防は客室での漏電など電気系統に何らかの問題があったとの見方を強めていて、出火原因の特定を急いでいます。