北朝鮮 偵察衛星を今月中旬にも打ち上げ強行か 韓国国防相が見方示す
韓国の申源湜(シンウォンシク)国防相は8日、北朝鮮による追加の軍事偵察衛星の打ち上げについて、早ければ、今月中旬には強行されるとの見方を示しました。
北朝鮮は去年11月に打ち上げに成功したとする偵察衛星に続き、今年中に追加で3基の衛星を打ち上げる方針を明らかにしています。
新たな衛星について、韓国の申国防相は「現在、技術的な調整が行われているものとみられ、これらが無理なく進められたら4月中旬に打ち上げられる」との見方を明らかにしました。
その上で、「調整が遅れる可能性もあり、その場合は打ち上げは4月末になる」との考えを示しています。
また、北朝鮮が重視する記念日である故・金日成主席の誕生日が今月15日に控えていて、この日を軸に打ち上げが検討される可能性も指摘しました。