韓国の国防相は、北朝鮮が新たな軍事偵察衛星の打ち上げを4月にも行う可能性があるとの見方を示しました。

韓国の申源シク（※）国防相は、北朝鮮が新たな軍事偵察衛星の打ち上げを4月にも行うと分析していることを26日、明らかにしました。

分析の背景をめぐっては「情報流出につながるため話せない」などと、詳細について言及していません。

ただ、韓国が4月上旬に偵察衛星の打ち上げを計画しているため、金正恩総書記が韓国より早く打ち上げるよう指示を出せば、時期をさらに早め、3月下旬にも打ち上げが可能との認識を示しています。

また、これまで同様に、北朝鮮が事前に打ち上げ計画を通報するとみています。

一方、去年11月に打ち上げた衛星については「偵察活動や地上との通信はせず、ただ軌道を回っている」との見方を示しています。

（※さんずいに是）