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「死にたくないと思いますよ本当はでも国のためって頭があって自由を守るっていうかね」旧ソ連に抑留されていた男性からのメッセージ

2022年6月17日 14:13
「死にたくないと思いますよ本当はでも国のためって頭があって自由を守るっていうかね」旧ソ連に抑留されていた男性からのメッセージ

ロシアによるウクライナへの侵攻。世界中で1日でも早い解決を求める声が広がる中、様々な立場の方からのメッセージを紹介しています。太平洋戦争の後2年間カザフスタンに抑留されていた経験を持つ男性からのメッセージです。

太平洋戦争後旧ソ連に抑留 呉正男さん「僕が死んだら、(隊員は)ばらばらに捕まっているからね。僕が死んだら誰が故郷に教えてくれるのか。カザフスタンの収容所で2年間過ごす。帰りは(車窓の風景が)きれいだなという印象持っている。それこそ花盛り、夏だから、7月だから。汽車だから、止まって見ている訳じゃないから、きれいだなって思いました。ウクライナは昔のソ連を知っている専制時代、独裁時代を。それで戻りたくない。今のウクライナの人たちはそれは正しいと思う葛藤がある。(戦っている人たちは)死にたくないと思いますよ。本当はでも国のためって頭があって自由を守るっていうかね」