「戦争ってのはやりたくないですね。孫、ひ孫にそういう思いはさせたくない」元少年飛行兵だった男性からのメッセージ
ロシアによるウクライナへの侵攻。世界中で1日でも早い解決を求める声が広がる中、様々な立場の方からのメッセージを紹介しています。
17歳の時に特攻隊を志願、出撃せずに太平洋戦争の終戦を迎えた戦争体験者からのメッセージです。
特攻寸前で終戦となった元少年飛行兵・上野辰熊さん
「戦隊に行くときに刀があったら一振りくれ、いざって時には自刃もできるし敵とも戦えるから。長いのはいらないよ、飛行機の中は長いのは邪魔になるから。で、短刀もらって行ったんです」
「出撃すれば帰ってこられないと分かっていました。だから、その覚悟で最後まではいました。平和のありがたさは、これでよくどこでも分かると思う。あれだけ戦場が出てくると、平和というのがいかに尊いか、皆さん分かってもらえると思う。できるなら戦争ってのはやりたくないですね。孫、ひ孫にそういう思いはさせたくない」