サッカーの試合後、イスラエル人が集団暴行される オランダ・アムステルダム
オランダのアムステルダムで、サッカーの試合後にイスラエル人サポーターが集団で暴行される事件がありました。
オランダの首相は「イスラエル人に対する反ユダヤ主義的な攻撃だ」としています。
地元当局は、アムステルダムで行われたイスラエルとオランダのクラブチームによるサッカーの試合後、イスラエル人サポーターが襲撃され、5人がケガをしたと明らかにしました。
また、親パレスチナのデモ隊と地元警察の衝突もあり、62人が拘束されたということです。
事件を受け、イスラエルのネタニヤフ首相は8日、オランダのスホーフ首相と電話会談し、現地に住むイスラエル人の安全を確保するよう求めました。
スホーフ首相は「イスラエル人に対する反ユダヤ主義的な攻撃だ」としたうえで、「犯人を訴追する」と述べたということです。
中東情勢をうけ、ヨーロッパでは反ユダヤ主義による差別や暴行が増加していて、今回の事件をうけ、各国の首脳は「容認できない」と声明を発表しています。