韓国、“核・ミサイル開発に関与”の北朝鮮・国防相らを独自制裁対象に指定
強純男(カン・スンナム)国防相
韓国政府は、核・ミサイル開発に関与したとして、北朝鮮の国防相などを独自制裁の対象に指定しました。ロシアとの武器取引に関与した団体や個人も、制裁対象に追加しました。
韓国外務省によりますと、北朝鮮の核・ミサイル開発に関与したとして制裁対象に指定したのは、強純男国防相ら北朝鮮の軍や政府の高官3人です。
また、ロシアなどと武器取引に関与したとして2団体と4人を、違法な金融取引に関与したとして3人を、新たに独自制裁の対象に加えました。
韓国外務省は「継続した北朝鮮に対する独自制裁を通じて、我々の安全保障を脅かす北朝鮮の違法な活動を見過ごさず、厳重に対応していく」と強調しています。
韓国政府として、ロシアと北朝鮮による武器取引や軍事協力を強くけん制する狙いがあるものとみられます。