【中継】「合意」どうなる…心配の声も“戦闘休止”イスラエルの様子は
イスラエルとイスラム組織ハマスが合意したパレスチナ自治区ガザ地区での戦闘の一時休止が日本時間24日午後2時から始まりました。日本時間午後11時にはまず、人質13人が、解放されることになります。イスラエルのいまの様子を伝えてもらいます。
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はい、私は今、テルアビブにある広場に来ています。
こちらは、連日、人質の家族や友人、支援者らが集まり、一日も早い解放を訴えている場所です。
現地時間の24日午後4時=日本時間の午後11時に13人の人質が解放される予定だということを受けて、解放を喜びつつも、自分の家族や友人らが解放されるのはいつになるのか、期待と不安が入り交じった思いで待ち続けています。
――ようやく戦闘の一時休止が実現したわけですが、現地の受け止めは?
現地時間の24日午前7時=日本時間の午後2時から戦闘の一時休止期間が始まりました。
戦闘休止期間の開始直後に、ガザ地区近郊のイスラエル側の集落周辺で、ハマス側から発射されたロケット弾への警報が発令されました。
イスラエルメディアは、ロケット弾が着弾したものの、ケガ人などは出ていないとしています。
この警報以降、ハマス側からのロケット弾への警報は、発令されていません。
テルアビブの住民に話を聞くと、「ハマス側が本当に戦闘の一時休止を行うのか不安だ」と話すなど、戦闘の一時休止の合意が確実に実行されるのか、心配の声があがっています。
一方、ガザ地区でも、原因は分かっていませんが、午後2時以降に大きな黒煙が上がる様子が確認できました。
今後、戦闘の一時休止や人質の解放など、双方の合意が実行にうつされるのかどうかが焦点となります。