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台湾で地震 ビル倒壊や土砂崩れなど大きな被害 

2024年4月3日 12:16

台湾の気象当局によりますと、日本時間の3日午前8時58分、花蓮県沖を震源とするマグニチュード7.2の地震がありました。台湾東部の花蓮県では、建物が崩れるなど大きな被害がでています。

花蓮県の映像では、ビルの1階部分が押しつぶされるように崩れ、建物全体が傾いているようすが確認できました。建物からは、住民らが小さな子供を抱きかかえて避難させていました。

台湾の気象当局によりますと、日本時間の午前8時58分、花蓮県沖を震源とするマグニチュード7.2の地震がありました。この地震の影響で、土砂崩れもおきていて、現地からの映像では道路に向かって山肌が崩れ巨大な土煙が一帯を覆っているのが確認できます。

また、花蓮県の中心都市、花蓮市につながる山沿いの道では、トンネル付近の道が崩壊し、通れなくなっています。他の場所でも、多くの落石が確認できます。揺れは台北市でも観測され、一部で停電もおきました。

台湾メディアは地元当局の発表として、1999年の台湾地震以来、最大の地震だと報じています。