プーチン氏「大統領選の妨害が目的」とウクライナ非難 無人機攻撃が相次ぐ
ロシアでウクライナによるエネルギー関連施設などを狙った無人機攻撃が相次ぎ、プーチン大統領は13日に公開されたインタビューで、「大統領選挙の妨害が目的だ」とウクライナを非難しました。
モスクワの南東に位置するリャザン州で13日に撮影された映像では、ウクライナ軍の無人機が製油所に突っ込み爆発が起きる様子が確認できました。
ロシア国防省は13日、各地でウクライナ軍による無人機攻撃があり、58機を撃墜したと明らかにしました。
ウクライナ軍は12日にもオリョール州の石油備蓄施設を無人機で攻撃していて、プーチン大統領は13日に公開されたインタビューで、ウクライナ側を非難しました。
プーチン大統領「(ウクライナ軍の攻撃の)主な目的は、露大統領選挙を混乱させないにしても、少なくとも何らかの形で通常のプロセスを妨害することに違いない」
15日に始まる大統領選では、プーチン大統領の圧勝が予想される中、ウクライナは選挙前に攻撃を活発化させることで世論への揺さぶりを狙った可能性もあります。