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温室効果ガス濃度、観測史上最高を更新 地球の気温上昇に警鐘

2024年10月29日 12:05
温室効果ガス濃度、観測史上最高を更新 地球の気温上昇に警鐘

WMO=世界気象機関は28日、去年1年間に観測された二酸化炭素などの温室効果ガスの大気中の濃度が、観測史上最高を更新したと発表しました。

WMOが発表した報告書によりますと、去年1年間に観測された二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスの大気中濃度が、観測史上最高を更新しました。

大気中の二酸化炭素濃度は、この20年間で11.4%の上昇と人類史上最も速いペースで蓄積しているということで、WMOは「地球は今後何年にもわたって気温上昇に見舞われることになる」と警鐘を鳴らしました。

世界各国が温室効果ガスの排出量の削減目標を掲げる一方、増加に歯止めがかかっていない現状が浮き彫りとなっています。

最終更新日:2024年10月29日 12:05