アメリカのトランプ政権が、ニューヨーク市のアダムズ市長に対する起訴の取り下げを指示したことを受け、連邦検事らが辞任したことが分かりました。

アメリカメディアによると、ニューヨークのアダムズ市長は去年9月、収賄など5つの罪で起訴されていましたが、今月10日、トランプ政権が起訴の取り下げ指示をしていました。

これを受けて、マンハッタン連邦検察官トップのダニエル・サスーン検事ら6人が13日、辞任したということです。

市長の起訴を取り下げるという指示を拒んだことが辞任の理由で、アメリカメディアは、「トランプ政権の司法介入に対する抵抗」だと報じています。

一方、トランプ大統領は13日「訴訟の取り下げを求めたことはない」と述べています。