日米韓の安全保障担当高官が会談 北朝鮮への対応を協議
日本、アメリカと韓国の安全保障を担当する高官が9日朝、会談を行い、先月、弾道ミサイル技術を用いて偵察衛星を打ち上げた北朝鮮への対応を協議しました。
国家安全保障局長・秋葉剛男氏「北朝鮮による前例のない頻度や対応での弾道ミサイル等の発射を踏まえ、北朝鮮の完全な非核化に向けた日米韓の緊密な連携と協力の重要性を確認しました」
韓国大統領府などによりますと、秋葉国家安全保障局長ら日米韓の安保担当の高官は、北朝鮮による偵察衛星の打ち上げを受け、日米韓などが初めて連携して独自の制裁を科したことを高く評価したということです。
その上で、国連安保理決議による北朝鮮の非核化義務について再確認したほか、核ミサイル開発の資金源となる不正なサイバー活動への対応を3か国で連携し、強化することで一致しました。
また会談では、北朝鮮とロシアによる軍事協力の懸念をめぐっても意見が交わされました。