ロシア南部ロストフ州、ウクライナの無人機が飛来 防空システムで撃墜、1人ケガ 露国防省「テロ攻撃の試みは阻止された」
ロシア国防省は7日、南部などにウクライナの無人機が飛来し、撃墜したと発表しました。ケガ人が出ているということです。
無人機が落下した瞬間とされる映像では、爆発音とともに閃光を放ち、大きな煙が立ちのぼっています。
ロシア国防省などによりますと、南部ロストフ州で7日未明、ウクライナの無人機2機が飛来し、防空システムで撃墜したということです。
ロイター通信によりますと、そのうち1機がロシア南部軍管区司令部の近くに落下したということです。建物3棟と複数の車が損傷したほか、1人がケガをしたということです。
地元住民「爆発音が聞こえました。夢かと思いました」「無人機は近くから飛んできたのだと思います。越境してきた者が、部品を組み立てて飛ばしたのでしょう」
ロシア国防省はモスクワ州にも別の無人機1機が飛来し、撃墜したと発表していて「ロシアの施設に対するテロ攻撃の試みは阻止された」としています。