ロシア国防省は28日、ウクライナ軍がミサイルでロシア南部ロストフ州の住宅街を攻撃したと非難しました。

ロシア国防省によりますと、南部ロストフ州の街・タガンログをウクライナ軍がミサイルで攻撃したと主張しました。攻撃に使われたミサイルは、旧ソ連時代の地対空ミサイル、S-200を改造したものだとしています。

ロシアのメディアが公開した現地の映像には、煙が上がる様子などがとらえられていました。

ロシア側は、ミサイルを迎撃したものの破片が落下して被害がでたとしていて、地元知事によりますと、アパートなどが被害を受け、これまでに9人が病院に搬送されたということです。

ロシア国防省は、2発目も飛来したものの迎撃したとしています。