米中外相会談 ブリンケン国務長官が中国外相に訪米要請、相互訪問で合意
中国を訪問中のアメリカ・ブリンケン国務長官は18日、秦剛外相と会談しました。会談では秦剛外相の訪米を要請し、米中間で対話を続けていくことで一致しました。
アメリカ側の発表によりますと、会談でブリンケン長官は米中双方の誤解によるリスクを減らすため、対話を継続するべきだと強調したということです。その上で、秦剛外相の訪米を要請し、適切な時期に相互訪問を行うことで合意しました。
また、米中双方の利害が重なる国際問題についても議論したとしていて、台湾やウクライナの問題についても幅広く議論が行われたとみられます。
アメリカメディアによりますと、会談は日本時間の18日午後3時半頃から、およそ5時間半続き、その後も夕食会の場で議論が続けられました。
ブリンケン長官は19日、中国の外交トップ、王毅政治局員とも会談する予定です。