ロシア“対空防衛手段も制圧”…死者も 首都キエフでは街から出ようとする車の大渋滞も
ロシアによるウクライナ侵攻は、空港や軍事施設を標的とした攻撃も行われ、死者も出ているということです。また首都キエフでは、街から出ようとする人たちで車が大渋滞するなど、ウクライナ全土に動揺が走っています。
軍事侵攻がはじまった直後のウクライナ北東部ハリコフの街で撮影された映像では、激しく大きな光が上がっているのが確認されました。
ロシア国防省は、標的はウクライナの市民ではないとした上で、高精度の兵器を使いウクライナ軍施設のインフラを破壊して、対空防衛手段も制圧したとしています。
また、ウクライナ側は、南部のクリミア半島からロシア軍とされる軍用車両が進軍したとしている他、ベラルーシとの国境付近でベラルーシ軍の支援を受けたロシア軍から攻撃を受けたと明らかにしました。
また、北東部の街などで爆発があったと思われる様子も伝えられ、映像からは黒煙が上がっているのがわかります。
ロイター通信は、これまでに少なくとも8人が死亡したことを伝えています。
首都キエフでは、街を出ようとする人たちの車で大渋滞が起きていて、ロシアからの大規模な攻撃により、ウクライナ全土に動揺が走っています。