北朝鮮メディアは金正恩総書記が25日、キム・ジュエ氏とみられる娘とともに市街地建設の着工式に出席したと報じました。

国営の朝鮮中央テレビは金総書記が25日、平壌の西浦地区で行われた新たな市街地建設の着工式に出席したと伝えました。

同席した第2子のキム・ジュエ氏とみられる娘は「愛するお子様」や「最も愛する方」と紹介され、金総書記とともにくわ入れを行いました。

金総書記は建設を担う青年たちを前に演説し、「社会主義である我が国家の限りない繁栄と我々の首都平壌のために勇敢に闘っていこう」と呼びかけたということです。

国民に対し、金総書記一族に対する忠誠を求めるとともに、厳しい経済状況の中で、生活の向上に取り組む姿勢をアピールする狙いがあるものとみられます。