韓国外相が“元徴用工”原告らと面会 解決案について説明
いわゆる元徴用工問題で韓国の朴振外相は28日、政府が検討している解決案について初めて原告らを集めた場で説明しました。
朴振外相は28日、継続中の裁判を含む元徴用工訴訟の原告や家族らおよそ40人と面会しました。
面会は非公開で行われ政府傘下の財団が韓国企業から寄付を受け日本企業の賠償を肩代わりする解決案について初めて原告らを集めた場で説明しました。
朴振外相「政府の努力に共感してくださった方々に感謝の言葉を申し上げる」
朴外相は具体的なやりとりについては明かさなかったものの、政府の努力に共感する参加者もいたと強調、問題解決への対応を急ぐ考えを示しました。
一方、原告側の弁護士によりますと、28日の面会では政府案を肯定する意見も出たものの、「日本側の謝罪と賠償が必要」として強く批判する意見もあり、原告内でも意見の隔たりが大きいことが改めて表面化した形です。