大谷翔平選手の通訳・水原氏解雇 ドジャース本拠地は【LA中継】
ドジャースの大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平氏が20日、球団から解雇されました。違法賭博に関与したとみられています。ドジャースの本拠地があるアメリカ・ロサンゼルスから中継です。
水原氏の解雇については、こちらロサンゼルスでも大きな驚きをもって各社トップニュースで伝えています。ファンからは「信じられない、もし本当だったら何て馬鹿な事をしたんだ」「有名人になってタガが外れてしまったのかな」といった声が聞かれました。
スポーツ専門メディアESPNは、水原氏の違法な賭博による損失は少なくとも450万ドル(約6億8000万円)に膨れあがっていたと伝えました。
ESPNが19日に行ったインタビューで水原氏は、相談をうけた大谷選手が「二度としないなら助けられる」と話したうえ、肩代わりしたと語ったということです。
また、水原氏は賭けについてはプロバスケットボールやサッカーの国際試合などで野球は含まれておらず、違法なものだという認識はなかった、などと話したということです。
その後、20日、水原氏は大谷選手は自身のギャンブルについて何も知らなかったと19日の発言を撤回したうえ、「全て私の責任だ。全ての結果に向き合う覚悟はできている」と語ったということです。
――最近、大谷選手と水原氏の2人の関係に変化はみられたのか?
アリゾナでのキャンプインや結婚発表の際にも取材しましたが、いつも和気あいあいとしていて特に変わった様子はありません、
水原氏の通訳はストレートに大谷選手の言葉を英語に変換するというより、大谷選手の本音の部分をしっかりくみ取って通訳していて、2人からはいつも強い信頼関係が感じられました。
シーズンが開幕したばかりですが、公私で支えられた水原氏の解雇に大谷選手も大きなショックを受けているものとみられます。