アメリカのトランプ大統領は24日、ロサンゼルスの山火事の被災地を視察し、災害復旧への協力を約束しました。

トランプ大統領は24日、ロサンゼルスのパシフィックパリセーズを訪れました。この地域は今月7日に起きた山火事で7000棟以上の住宅が焼け落ちるなどしています。

現地を視察し、住民とも対面したトランプ大統領は「本当に信じられない」と感想を漏らしました。

トランプ大統領は視察前、カリフォルニア州の災害対応を厳しく批判していましたが、地元メディアによりますと、迎えたニューサム知事とは握手を交わし、復旧への協力を約束したということです。

今月7日にロサンゼルスで発生した山火事は、延焼は食い止められているものの、22日にはサンタクラリタの北部で新たな山火事が発生するなど、鎮火には至っていません。これまでに28人が死亡、2万4000人以上が避難生活を余儀なくされています。