イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ北部の住民に出した退避勧告は期限を迎えましたが、軍は14日午前、ガザ地区の住民に対し、避難経路を示した上で、現地時間の14日午後4時（日本時間の午後10時）まで危害を加えないと発表しました。

イスラエル軍は14日午前、パレスチナ自治区ガザ北部の住民に対し、避難経路を示した上で、現地時間の午後4時まで危害を加えないと発表しました。この後、軍がガザ地区への地上侵攻に踏みきるのか、緊迫した状況が続いています。

イスラエル軍とイスラム組織「ハマス」の武力衝突は、14日で1週間を迎え、イスラエル側で少なくとも1300人が死亡、パレスチナ側では、ガザ地区で2215人が死亡したということで、双方の死者はあわせて3500人を超えています。