カナダのトルドー首相がアメリカを訪問し、トランプ次期大統領と会談しました。トランプ氏はカナダからの輸入品に関税を課すと表明していて、会談について「生産的だった」と述べています。

トランプ氏は、25日に麻薬や不法移民の流入などへの対抗措置として、カナダからの輸入品に25％の関税を課す考えを示しています。

こうした中、トルドー首相が29日、アメリカを訪問し、フロリダ州にあるトランプ氏の自宅で会談しました。夕食会には、トランプ氏側から商務長官候補のラトニック氏、カナダ側からは国境警備を担当するルブラン公安相らが同席しました。

トランプ氏は30日、SNSで、不法移民の流入や合成麻薬「フェンタニル」など麻薬の問題、貿易協定や貿易赤字などについて「非常に生産的な会談を行った」と述べています。

カナダ トルドー首相
「（Q,トランプ氏との会談は）素晴らしい協議だった」

トランプ氏が大統領選後に外国首脳と会うのは、アルゼンチンのミレイ大統領に続いて2人目です。