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「夢は友達と会うこと…」ウクライナ国内にとどまる少女たちの今

2022年4月21日 5:55
「夢は友達と会うこと…」ウクライナ国内にとどまる少女たちの今

ウクライナでは多くの子どもが国外に避難する中、国内にとどまる子どもたちもいます。キーウで暮らす少女の今を取材しました。

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ロシアはキーウ近郊から撤退しましたが、学校は閉まったままで再開の見通しはたっていません。

ロシアの侵攻を受け、ウクライナの子どもの3分の2が避難民になったとされています。国外に逃れれば安全面だけでなく学校に通えると考える人が多いなか、国内にとどまっている子どもたちもいます。

12歳の双子、マリヤさんとアニャさん。虐殺があったとされるキーウ近郊のブチャ近くに住んでいましたが、今は母親が働くキーウ市内のホテルで生活しています。

ウクライナでは一部の例外を除き成人男性は国外に出られず、家族が離ればなれにならないための選択でした。しかし、21人いるクラスのなかで17人は外国に避難したといいます。

マリヤさん「私の友達。今はオーストリアにいるの」

オンラインでの授業は1日2時間。宿題は、姉妹そろってホテルのロビーで行います。勉強をしながら、接客の手伝いもできるからです。

――2人に今の夢を聞いてみると。

マリヤさん「(今の夢は)戦争が終わって友達と会うことです」

アニャさん「こんな生活になるなんて想像もしていませんでした」

その小さな望みですら、今のウクライナではいつ叶うのか分かりません。