獣医師「我々の使命」 ポーランドでウクライナ国内のペットを保護する取り組み 新たな飼い主を探す活動も
ロシアの軍事侵攻により、ウクライナ国外に避難した人が420万人を超える中、ウクライナ国内に置き去りにされたペットを保護する取り組みが隣国のポーランドで行われています。
ウクライナとの国境に近いある施設では、ロシアの軍事侵攻で飼い主が避難し、置き去りにされたペットなどを保護しています。
施設のスタッフが、戦闘が続くウクライナに入り、首都のキーウなどから動物を連れて帰っていて、現在、犬や猫などおよそ200匹を保護しているということです。
中には戦闘に巻き込まれ、ケガをした動物もいて、脊椎に銃弾を受け後ろ脚が動かなくなった犬のリハビリなども行われていました。
獣医師「私たちが助けなければこの犬はウクライナで死んでいたでしょう。(動物を救うことは)国境から10キロの近さにいる我々の使命」
軍事侵攻によって飼い主を失った動物たち。施設では新たな飼い主を探す活動も行っています。