米大統領 ロシア産魚介類・ウオッカ・ダイヤモンド禁輸へ 「最恵国待遇」取り消し高関税可能に
アメリカのバイデン大統領は11日、ウクライナ侵攻を続けるロシアに対して、ロシア産の魚介類やウオッカ、ダイヤモンドなどを輸入禁止とする追加の経済制裁を発表しました。
バイデン大統領は、日本時間の午前0時半すぎからホワイトハウスで演説を行い、追加の経済制裁として、貿易面での優遇措置、「最恵国待遇」を取り消す方針を表明しました。最恵国待遇の取り消しにより、ロシアからの輸入品に高い関税をかけることが可能になります。
また、バイデン大統領は、ロシア産の魚介類やウオッカ、ダイヤモンドなどを輸入禁止とする制裁措置も発表しました。
バイデン大統領は、G7(=主要7か国)やEU(=ヨーロッパ連合)とも協調してロシアに経済圧力を強めていく、としています。