台湾地震“過去25年で最大規模” 死者9人、880人以上ケガ
台湾東部の沖合で3日朝に発生した大きな地震により、東部花蓮県では、建物の一部が崩れて傾くなど大きな被害が出ていて、これまでに9人が死亡、880人以上がケガをしています。
台湾東部、花蓮県で撮影された地震発生時の映像では、激しい揺れにより、建物の一部が崩れて粉じんが上がっています。
撮影者「あっちのビルが倒れたぞ」
ビルは一部が押しつぶされるように傾き、当局がはしごなどを使って救助活動を行いました。
また、この地震の影響で土砂崩れも発生し、道路沿いの斜面が崩れ、巨大な土煙が一帯を覆いました。
台湾当局によりますと、これまでに9人が死亡、882人がケガをしたほか、131人が今も閉じ込められているということです。
台湾メディアは地元当局の発表として、1999年の台湾地震以来最大規模の地震だと報じています。