米トランプ前大統領 FBI捜索を痛烈批判 選挙活動を本格化
アメリカのトランプ前大統領が3日、11月の中間選挙の激戦州、ペンシルベニア州で演説し、選挙活動を本格化させました。演説では、自身が受けたFBI(=アメリカ連邦捜査局)による家宅捜索を痛烈に批判しました。
トランプ前大統領「FBIと司法省は過激な左翼や弁護士、メディアに支配され悪質な怪物と化している」
演説では、トランプ氏がFBIへの批判に多くの時間を割き、支持者もブーイングで同調するなどして応じました。
トランプ前大統領「この選挙はバイデンと急進的な民主党の腐敗と過激思想に対する国民投票なのだ。アメリカの破壊を止めたいなら共和党に投票しなければならない」
会場には、1万人の支持者が詰めかけ、熱狂的な声援を送りました。トランプ氏は、自身が推薦する「トランプ派」の候補の応援演説を今後本格化させ、出馬を検討する2024年の大統領選に向け、求心力を高めたい考えです。