韓国の人気音楽グループBTSの「兵役免除」について、韓国の国防省は1日、慎重な姿勢を示す一方、軍に入隊後もコンサートに出演する機会を与える方法があるとの認識を示しました。

韓国の李鍾燮国防相は1日、国会で、BTSの「兵役問題」をめぐる質問に対し、公平性など原則的な部分を崩さない範囲で解決するとして、「兵役免除」については慎重な姿勢を示しました。

その上で、「引き続き公演ができる機会を与える方法がある」と述べ軍に所属しながらも練習やコンサートに参加できるとの認識を示しました。

また、出国を伴う外国での公演についても出演できる方法があると判断しているということです。

最年長メンバーの入隊期限が年末に迫る中で、国防省としては「兵役免除」は難しいものの、入隊後も一定の範囲で活動を認める可能性を示唆したかたちです。