探査機「サイキ」打ち上げ “宝の山”の小惑星を目指す NASA
NASA(=アメリカ航空宇宙局)は13日、探査機「サイキ」を打ち上げました。ほとんどが金属でできた小惑星の探査を目指すもので、世界初だということです。
NASAは13日午前10時19分、フロリダ州のケネディ宇宙センターから探査機「サイキ」を打ち上げました。サイキが目指す小惑星「プシケ」は、そのほとんどが金属で構成されているとみられ、金属質の小惑星に接近しての探査は世界初です。
アメリカメディアによると、主に鉄とニッケルなどでできた小惑星プシケの価値は1000京ドル、日本円で15垓円ともいわれる“宝の山”だということです。
探査機サイキは2029年にプシケの周回を始め、その後、2年2か月の間、小惑星について詳しく調べる予定です。