今年7月は観測史上最も暑い月に NASA発表
NASA(=アメリカ航空宇宙局)は、今年7月は観測史上最も暑い月だったと発表しました。
NASAなどは14日、今年7月は1850年以来、最も気温が高い月だったと発表しました。南北アメリカ、北アフリカ、南極半島の一部が特に暑く、平年を約4℃上回った地域もあるということです。
また、先月は4か月連続で世界の平均海面水温が過去最高を更新しました。世界各地で異常気象を引き起こす要因となるエルニーニョ現象の影響が拡大していて、来年の2月から4月にかけて影響が最も大きくなると予想しています。
NASAの研究者は、温暖化が進むにつれ生態系への影響がさらに進むと警鐘を鳴らしています。