米軍 北朝鮮の2発発射を非難「韓国と日本の防衛へのアメリカの関与は引き続き揺るぎない」
韓国軍は、北朝鮮が9日未明、日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表しました。
韓国軍によりますと北朝鮮は9日午前2時前、東部の江原道・文川付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射しました。
北朝鮮によるミサイルの発射はこの15日間で7回目と異例の頻度です。
北朝鮮は8日に相次いで談話を発表し、一連のミサイル発射について「アメリカの軍事的脅威に対する自衛的措置」と主張したほか、アメリカ軍の空母「ロナルド・レーガン」が韓国軍とともに日本海で実施した軍事演習について「事態を重大に見ている」と警告していました。
またアメリカ軍は声明で、今回の2発の発射を非難したうえで、「韓国と日本の防衛へのアメリカの関与は、引き続き揺るぎない」と強調しました。
またアメリカ国務省も、「北朝鮮には対話に参加するよう求めている」としています。
10日は朝鮮労働党の創立記念日を控えていて、関係国の警戒が続くことになります。