感染者が前年比“400倍”もソウルで花見解禁に 韓国
韓国・ソウルでは桜がほぼ満開となり、去年は感染症対策で人が集まらないようにバリケードが設置されていた桜並木に、多くの人が集まっていました。
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韓国では、連日“世界最悪の水準”の感染者数を記録しています。
記者(韓国・ソウル、8日)
「ソウルの桜は見頃を迎えました。きょうは平日なんですけど、この人出です」
桜は、ほぼ満開となり、ソウル市内にある桜並木には春を楽しむ人の姿がありました。
桜を見に来た客
「きれいな花を見ているととても幸せです。3年ぶりに出かけられました」
桜を見に来た客
「去年はお花見できなかったので、こういう風に見られるのが不思議な感じがします」
この桜並木は、去年の春は感染症対策で人が集まらないようにバリケードが設置されていました。
韓国では当時、1日500人あまりの感染者数でも規制していましたが、現在はその400倍、20万人以上の感染者数を記録しています。
それでも減少傾向であることや、オミクロン株が主流になっていることなどから、規制を緩和する動きが進められています。