ロシアのプーチン大統領は22日、前日、ウクライナに向けて発射した新型の中距離弾道ミサイルについて、量産化を決定したと述べました。

プーチン大統領は22日、新型の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」に関して国防省の幹部やミサイルの開発者らと会談し、ウクライナに対する前日の試験発射が成功したとして、感謝を伝えました。

その上で、今後の量産化を決定したと述べました。

軍の司令官は、この新型ミサイルでヨーロッパ全土を攻撃できると述べ、ウクライナに対して長距離ミサイルのロシア領内への発射を認めたアメリカやイギリスなどを改めてけん制しました。

一方、ロイター通信によりますと、ゼレンスキー大統領は22日、新たなリスクに対抗するため、新型の防空システムの開発に取り組んでいると述べています。