レバノン首都郊外で爆発、ハマス幹部ら6人死亡 “イスラエルの無人機による攻撃”と国営メディア
レバノンの首都ベイルート郊外で2日、爆発があり、イスラム組織ハマスの幹部ら6人が死亡しました。レバノンの国営メディアは、イスラエルの無人機による攻撃だと報じています。
ロイター通信などによりますと、レバノンの首都ベイルート郊外で2日、大きな爆発がありました。
この爆発でこれまでに6人が死亡し、ハマス側は、幹部のサレハ・アル・アロウリ氏や、軍事部門の関係者らが含まれていると明らかにしました。
ハマスの政治局次長を務めていたアロウリ氏は、軍事部門の創設者の1人とされていて、アメリカ政府がテロリストとして認定し、懸賞金をかけて情報提供を呼びかけていました。
レバノンの国営メディアは、この爆発がイスラエル側の無人機によるものだと報じています。
イスラエル軍の報道官は、爆発への関与について言及せず、「どのような状況にも高度な準備をしている。我々はハマスとの戦いに集中している」と述べるにとどめました。