イスラエル軍 ハマスとの戦闘「今後何か月も続くだろう」 ネタニヤフ首相“和平3条件”米紙に寄稿
イスラエル軍は、26日、イスラム組織ハマスとの戦闘について、「今後何か月も続くだろう」として、パレスチナ自治区ガザ地区での攻撃を続ける姿勢を改めて強調しました。
イスラエル軍のハレビ参謀総長は26日、「ハマスとの戦争は今後何か月も続くだろう」と述べました。その上で、「テロ組織の解体に近道はなく、粘り強く戦うしかない」と述べ、ガザ地区での攻撃を続ける姿勢を改めて強調しました。
こうした中、イスラエルのネタニヤフ首相は、アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルに寄稿し、和平の条件として「ハマスの壊滅、ガザ地区の非武装化、脱過激化」の3つを挙げました。その上で、「第二次世界大戦後、ドイツと日本は脱過激化に成功した」と持論を述べています。
一方、イスラエル軍とイスラム教シーア派組織ヒズボラとの間でも攻撃の応酬が激化しています。
イスラエル側は、26日、レバノンのモスク周辺から発射されたミサイルが、北部の教会に着弾したと発表し、「外交的な解決ができない場合などあらゆるシナリオに備えている」として、ヒズボラ側をけん制しました。