米半導体大手「エヌビディア」売上高・純利益ともに過去最高 CEOが声明「新たな産業革命が始まった」
アメリカの半導体大手「エヌビディア」は22日、今年2月から4月期の決算を発表し、売上高と純利益がともに過去最高を記録しました。
アメリカの半導体大手「エヌビディア」が発表した今年2月から4月期の決算では、純利益は前の年の同じ時期と比べて7.3倍のおよそ149億ドル、日本円でおよそ2兆3200億円でした。また、売上高は前の年の同じ時期と比べて3.6倍のおよそ260億ドル、日本円でおよそ4兆600億円でした。
AI向け半導体の需要が好調で、売上高と純利益は、ともに市場予想を上回り、過去最高を記録しました。
ジェンスン・フアンCEOは、AIの登場によって「新たな産業革命が始まった」との声明を出し、今後も需要が続くとの認識を示しました。
エヌビディアの好決算を受けて、ほかの半導体関連銘柄にも買いが広がり、すでに最高値圏にある日米の株式相場をさらに押し上げるとの見方も出ています。