コンゴ民主共和国 反政府勢力の集会で爆発 11人死亡、65人ケガ
内戦が激化しているアフリカ中部のコンゴ民主共和国で27日、反政府勢力が開いた集会で爆発などがあり、少なくとも11人が死亡しました。
ロイター通信によりますと、27日、コンゴ民主共和国の東部ブカブで反政府勢力「M23」が開いた集会で爆発や銃撃があり、少なくとも11人が死亡、65人がケガをしました。ブカブは反政府勢力「M23」に今月中旬、制圧されたばかりです。
集会への襲撃を受け、「M23」のリーダーはチセケディ大統領の命令だったと批判しました。一方、政府側は「国内に不法に滞在する外国軍によるものだ」と主張しました。政府側は、反政府勢力を隣国ルワンダが支援していると批判していて、これを念頭においたものとみられます。
コンゴ民主共和国では、ことしに入って「M23」が攻勢を強めていて、内戦の激化とともに治安の急速な悪化も懸念されています。
最終更新日:2025年2月28日 14:33