カトリック教会の聖職者451人が2000人近くの子供に性的虐待 米イリノイ州が調査結果を公表
アメリカ・イリノイ州の司法当局は23日、カトリック教会の聖職者が2000人近くの子供に性的虐待を行っていたとする調査結果を公表しました。
イリノイ州の司法長官は、州内のカトリック教会による子供への性加害を調査した結果、1950年から2019年までの間、451人の聖職者が少なくとも1997人の子供に性的虐待を行っていたと明らかにしました。多くが時効のため法的手段に訴えることができないということです。
カトリック教会をめぐっては、子供への性的虐待が以前から世界各地で問題となっていて、ローマ教皇庁も再発防止策を講じています。