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築地場外の年末商戦が真っ只中! 恒例のカニとまぐろは? 今年の“お買い得品”を徹底取材

2022年12月26日 18:35
築地場外の年末商戦が真っ只中! 恒例のカニとまぐろは? 今年の“お買い得品”を徹底取材

築地場外市場の年末商戦は今が本番! 円安の影響で物価高が直撃した今年。何が安くて何が高いのか。気になるお正月のお買い得情報をリサーチした。築地場外のプロが教える“おすすめ”を探ってみる。

築地場外市場の魅力といえば、全国から集まる新鮮な魚介。今年の様子を市場で聞くと「輸入物は円安の影響を受けている」とのこと。お正月の定番、カニやウニ、イクラなどは残念ながら高めらしい。そこでお店のおすすめを聞いてみると、「セコガニ。松葉ガニのメス」だと教えてくれた。セコガニとは松葉ガニのメスのことで、小ぶりだがミソも卵もうまみたっぷりなんだとか。外側の卵と殻の内側の身を混ぜて食べるのがおすすめだと教えてくれた。

さらにお正月に欠かせないまぐろ。生の本マグロにこだわる専門店で聞くと、「今年は豊漁だが、値段はちょっと高い」との答え。やはり本マグロにも値上げの波が及んだ模様。そこで比較的手頃な値段で手に入るおすすめ品を教えてもらうことにした。さらにこのお店では年末からお正月まで変わらず、まぐろを美味しく食べてもらおうと、今年ある機械を導入した。その“秘密兵器”も見せてもらうことにする。

一方、お肉はどうなのか? 築地場外市場の肉のプロ、創業50年の精肉店を訪ねてみた。水際対策の緩和もあり今では外国人観光客がもどって来ている。外国人に人気なのが霜降り和牛で、店頭で肉を選ぶと店員がその場で焼いてくれるイートインサービスも行っていた。

そんな中、二代目店主の長女(22歳)は年末商戦に向け作戦を練っていた。「少しでも多くの方に和牛を手にとってもらい良さを知ってもらいたい」と年末商戦に向けた決意を語ってくれた。

早速、年末商戦に向けた作戦会議を行うのだが一つ懸念があった。実は「霜降り肉」が人気の外国人客に対し、日本人客は最近のヘルシー志向のためか、霜降りを買う客が減っているのである。お店では、霜降りのステーキ用の和牛サーロインとすき焼き用のリブロースを目玉商品にしたいと考えていた。年末に増える日本人客においしい霜降りの良さを知って買ってもらいたいところだ。

店主の長女は、日本人向けに霜降りをアピールする作戦を考えることにした。築地の強みを生かした販売の方法はないものか――。そして新たな取り組みを生み出す。築地の町ごと盛り上げようと思いついたプラン。年末商戦への挑戦が始まった。


※詳しくは動画をご覧ください。(2022年12月26日放送「news every.」より)

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