藤井貴彦キャスター新お天気キャラ・にじモと初対面「いろんな色見せて」
日本テレビの新しいお天気キャラクター「にじモ」が、news every.の藤井貴彦キャスターと初めて対面。存在感のある6色の虹色に、藤井キャスターが「いろんな色を見せてがんばって」と応援しました。
■1日デビュー 新お天気キャラは「多様性の虹色」
にじモはお天気キャラクター「そらジロー」の友達で、今月1日のお天気コーナーで“デビュー”。気象予報士・木原実さんとの初共演が実現しました。
その名の通り「虹色」のキャラクターで、LGBTQの象徴である6色のレインボーになっています。ジェンダー平等や多様性を尊重し、「いろいろな人が仲良くできるように」という願いから誕生しました。
4日、にじモは日本テレビの報道フロアを訪問。オンエア直前の藤井貴彦キャスターに初めて対面しました。
■生まれた背景にはジェンダー考える社員たちの議論
にじモは、日本テレビ報道局の中でジェンダーについて考える社員たちのアイデアから生まれました。
これまで、男の子のそらジローとくもジロー、女の子のぽつリンの3キャラクターがいましたが、ジェンダーについての社内勉強会で課題として挙がったのが、キャラクターたちのジェンダーバランスでした。
「新しいキャラクターは、ジェンダーや多様性について考えるきっかけになるものにしたい」。ゲイの当事者の社員の提案をきっかけに、LGBTQの象徴とされる6色レインボーに彩られた虹のキャラクターが生まれました。
名前には、「モ=too」という意味がこめられ、SDGsや多様性に関するメッセージ発信を進めていくことを目指しています。
ちなみに、にじモの性別に関しては設定されておらず、「そらジローたちもにじモが男の子か女の子かは知らない」のだそうです。
■多様性のメッセージ届けるにじモに藤井貴彦キャスターも声援
にじモは2日には法務省を訪ね、津島法務副大臣と面会。これから、人権啓発活動の推進に向け励んでいくことを約束しました。
にじモと会った藤井キャスターは、にじモの鮮やかな虹色に驚きながら、「いろんな可能性を秘めている色がいっぱいあって、それはにじモの目指すところなんだよね。にじモがいろんな色をみんなに見せてもらえたらうれしいと思います」とコメントしました。