東京の池袋のある店では、VHSなど家庭用ビデオテープに残された映像をDVDにダビングするサービスを行っている。 昔の記録をいざ見返そうとしても、再生する機械が故障しているなどの理由で見られないことも多く、懐かしい思い出をもう一度見たいという客が店を訪れる。コロナ禍で部屋の片づけをする人が増え、埋もれていたビデオテープを持ち込む客が増えているのだとか。

店のオーナーは「年配の方が多く、子供の成長記録を撮られている方が退職されて時間ができて見ようと思った時に再生する機材がなかったりするので」と語る。いわば、思い出の再生工場だ。自分の人生の大切な瞬間をもう一度見たい、そんな思いで訪れる人々。中にはその貴重な映像を見せてくれた人も。

年齢は秘密という女性はかつてダンサーだった頃にVHSに記録した映像をDVDにしたという。そこには20年以上前、ダンサーとして臨んだ最後の公演の映像が残されていた。映像をみた彼女の心に浮かんだ思いは？そしてもう一人、映像を見せてくれた男性は、かつてヘビメタバンドのギタリストだったという。35年前の映像を見て、語ってくれたバンドを諦めた意外な理由とは？懐かしの映像が映し出す人々の思いに迫る。

※詳しくは動画をご覧ください。(2022年3月16日放送「news every.」より)